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Coolなコトをやるために

「シリコンバリズム学院」に行ってきた

ここ数日はちょうど4月からのゼミ活動やプロジェクトをどうするか?の打ち合わせを連日行っています。昨年やったコトを継続させるか?やめるか?新たに始めるか?など色々と考えつつあーでもない、こーでもない、と打ち合わせをしています。お時間いただいている企業始め関係者の皆さま感謝しています。

弊学は渋谷にあるので、大学だから、渋谷だからできること、「何かよく分からない&すごく大事かも」の塩梅を絶妙にとることがゼミ活動に関して教員の仕事かなと思っています。そこで大事にしているのは「面白いと思えるコト」「健全に?狂うコト」です。これを英語でいうと「cool」に当たると思っています。

そのヒントを探りに、昨日はTokyo Culture Cultureで開催されたシリコンバレー経験者がシリコンバレーを語る「シリコンバリズム学院」に参加してきました。一昨年、調査でサンフランシスコのコワーキングスペースを回りましたが、その復習?を兼ねての参加です。

起業家や投資家、記者など様々な方のトークセッションがありましたが、印象に残ったのは西海岸と東海岸の違いとして東海岸は銀行、コンサルタントなど硬い「職業」を目指しがちだけど、西海岸はcoolなコトをやる、というお話です。

ただし、「起業=cool」と思われがちかもしれないですが、その先のこんな世界・社会にしたいという目的を持つことがcoolで、起業は結果的にそうなった、とか、そのためのアプローチということかな、と。

そのためか?お話される起業家みなさん、何をcoolだと思うか?面白いと思うか?という軸がしっかりしているように感じました。そしてタフですね。「起業家の主な仕事は話すこと」というのもあったのですが資金調達をするためには、自分がこういうことをしたいと言い続ける→共感してもらう→説得する、ということを繰り返す。100人にダメだ、面白くない、と言われても凹まずチャレンジする。こうした徹底した?楽観主義、挑戦主義がシリコンバレーという場やカルチャーを形成しているのだなぁと思いました。

一方で、こうしたことっていわゆる「学校カルチャー」とは相性が良くないなぁと思います。もちろん、全員をザッカーバーグに、ジョブズに、マスクに、ということではないのでそこは分業なのかもしれませんが。でもPBLなどでも、全部とは言わないまでも歩み寄る余地はあるんじゃないかなと思っています。その分、ゼミは割りと振り切れるので挑戦していきたいなと思います。