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Design Thinking & Practiceの時代?

ヘルシンキ・Aalto大学訪問

岡田先生@関西大学が滞在されているフィンランド・ヘルシンキのAalto大学を訪問しました。全体としてはコペンハーゲンも含めてDesign ThinkingだけでなくDesign Practice?、つまり生活や社会課題の解決について考えるだけではなく、実際にものを作ったり、行動を起こすところに重点を置くようになっているな、というのが印象的でした。
Aalto大学はデザイン、経営、工学のそれぞれの大学が合併してできたもので、今回はデザインを中心にしたMedia Labを訪問しました。建物に入るとすぐにポスター展示がされていました。
こちらはSotkamoエリアへのPublic Participationについて。ワークショップ、街歩き調査、Facebook、webサイトを通じての市民参加プロジェクトの報告ですね。
また、キャンパス内にあるDesign Factoryも訪問しました。先ほどのMedia Labもそうですが、本来的な意味でのworkshop(工房)の感じが強いですね。整然としているというよりもいい意味で「ごちゃごちゃ感」がありました。写真は「Stage」という空間ですが、こうした空間がいくつかありました。
午後はヘルシンキ駅前のデザイン会社fjordのオフィスで行われているプロトタイピングの演習を見学しました。こちらの課題は日常生活を「楽しく」するためのプロトタイプをつくる、というものでした。こちらの写真は洗濯機をリデザインするというものでした。そのためには洗濯という時間や行為を注意深く観察して何が課題かを考える必要があります。
芸術というとアートや制作というイメージが強いですが、制作スキルを踏まえ、
  • webやデザインなどを単に作るだけではなく生活や社会課題の文脈を重視すること
  • 調査やワークショップなどもこうした生活や社会課題への視点を発見するために活用すること
の両立を重視していますね。専門ではないので怒られそうですが、良いものなら・機能が良ければ売れるという、日本的?ものづくりに根強くあるイメージではなく、より生活に、さらに言えば社会をよく・楽しくするという考えが強いなと思いました。そういった意味で、むしろ姿勢については社会系に近いなと思います。
翻って考えると自分が所属しているのは人間社会学部という社会系で、やはり調査や思考は行いますが、何かを作る、実践するというところはまだ弱いですね。まさしくDesign Practiceまで踏み込まないとだなぁと思いました。
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