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卒論発表会をhackする

先日は学部全体での卒論発表会でした。弊学部はいくつかのゼミ(3,4年生)が集まり発表会が行われます。松下ゼミでは1名病欠で11名が発表を行いました。主なテーマは2.5次元や自撮り、ラップ文化などメディア系と、リフレクションやPBLでのSA、ワークショップなど学習系とでどれもフィールドワークや実際のデザインなどに基づいての研究でした。3年~4年でのゼミでの活動がそのまま研究になっているものも多く、ここ数年進めて来たゼミ運営を反映した形となりました。いずれも協力いただいた企業の方々、学生の皆さん、感謝いたします。

この発表会、1人10分という短い時間ですが、他ゼミ合わせて20人くらいともなるとやはり結構な長丁場になります。特に3年生は先輩の発表を聞いて質疑に参加するというと聞こえはいいのですが(?)なかなかしんどく、例年、「お客さん」になってしまっていることが多いかなと感じていました。

というわけで今年は以前言った「2割を変える」ことを意識して一応、発表会フォーマットには乗っとりつつ、卒論発表会を「hack」するということにチャレンジしました。

4年生には事前に発表というよりパフォーマンスを意識して欲しいということを伝えました。パワポで卒論内容を発表、というと(当たり前ですが)卒論の内容の要約になります。もちろんそれは最低限満たして欲しいのですが、観に来ている人(3年生)を考えると、このテーマを聞こう、と思って観に来ているわけではなく、4年の先輩を観に来ています。なので、先輩が楽しそうに研究内容を話すのを観てそのテーマに関心を持って自分もやってみようかな、とか自分だったらこうするな、と思うと思います。街におけるサイファーやラップを調査したなら実際にそれをやってみる。自撮りだったら実際の自分の自撮りを見せる。こうしたところがなぜこの研究をしたかのwhyを結構如実に表すのではないかなと思います。

一方、3年生に当日、グラフィックレコーディングをお願いしました。「勝手にグラフィックレコーディング」です。これまでもゼミでグラレコは一部取り入れていましたが、先日、茶ッカソンでのタムラカイさんによる落書き講座、そして清水淳子さんの『グラフィックレコーディング』を学生に貸したところ、もっとやりたいという声が出て来たのでそれに便乗した形です(笑)通常の?会議やワークショップとは異なり、発表会なので時間的には結構厳しいのですが、チームでこの辺りのロジティクスを考えるのも結構刺激になったのではと思います。発表する4年生からは最初、恥ずかしいとしきりに言っていましたが、出来上がってみると結構嬉しそうにしていました。

以上のように、今回は話す方、聞く方にそれぞれちょっとした?工夫をしてもらいました。話す方が聞く方を巻き込む、聞く方も話す方を刺激するという両者がそれぞれポジティブに働いてくれたらなと思います。次回はグラフィックレコーディングでを元にディスカッションしたりするともっと「場」が活性化するかな、とか思いました。

「場」のデザインは注目されていますが、0→1だけではなく、すでにある「場」を現実と折り合いをつけながら、どう自分たちのものにする・楽しめるものにする・hackするか?を考えて実践する良い機会になりました!

4年生のみなさん、本当にお疲れ様でした!

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