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PBL今年の振り返り①

自分たちを知ること、自分たちが取りに行くこと

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実践プロジェクト、半期やった総仕上げとして福岡で決勝戦を行いました。グランプリ&デザイン賞にチーム「so happy」、ゼロベース思考を評価する浮田先生賞&エイプルジャパン賞にチーム「おんりーわん」でした。

受講生のみなさんお疲れ様でした。また福岡女学院の皆さま、クライアントのリクルートキャリア多田さま・杉枝さま、映像を担当していただいた鈴懸さん、エイプルジャパンの長田さん、SAはじめ関係者各位に感謝いたします。

今年の特徴は①自分たちのチームの強さ・弱さを把握して戦略的に提案を作ってく姿勢、②フィードバックを自分から取りに行くという姿勢、が強かったなぁという印象です。また、そうなるような環境づくりも割と意識して行いました。

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例えば、採点項目は大きく言うと「問題設定」「提案」「プレゼン」「デザイン」とありますが、切り口が面白い、プレゼン力がある、バランスが取れているなど、どのチームも他のチームと比べて自分たちの強さ・弱さをよく理解していて、強さをどう活かすか?弱さをどう補強するか?を考えながら提案・プレゼンをつくり上げた結果、どこも「らしさ」がよく出たものになっていたなと思います。

また今年はSAを1名から3名体制にしたり、クライアントに来訪いただいたり、立教大学BLPの発表会におじゃまさせてもらったりなど教員以外にも多様なフィードバックを得られる機会を(提供ではなく)拡大しました。そのため取りに行けば教員以外にも多様なフィードバックを得ることができ、そのような環境をうまく活用できたチームの提案はやはりレベルが上がっているなという印象でした。

課題、というか次のチャレンジはSAと受講生の関係性です。SAが教えてあげる・受講生が教えてもらう、あるいはSAが受講生をサポートする、受講生がSAを頼るというところから、もっとお互いが待っているだけではなくフィードバックとか質問を引き出したいと働きかける、ある種フラットな関係をどのようにつくっていくか、ですね。このあたりはアクティブ・ラーニングなどでもポイントになるんじゃないかなと個人的には思っています。