コスプレショーを見ていると1分くらいで音楽や照明に合わせて振り付けるなどでストーリーにしていました。そういった意味で、コスプレ、ミュージカル、ファッションショーなどが混じったような独特のものでした。また何かのキャラクターだけではなく、オリジナルも多かったように思えます。こうして「コスプレ」という文化を自分たちなりに解釈し、受容しているなぁという印象でした。もちろんオリジナルをないがしろにしているわけではなく、同時にただのコピー、模倣ということでもなく、そういった意味では文化の受容に対して楽しみつつも、割りとまじめに向き合っているのかなと思います。日本からさまざまな企業や地域、団体がブースを出していますが、特にインバウンドを狙った地域ブースの場合、こうしたフランス人の「真剣さ」に向き合った企画でないと、単に日本の特産を出しているだけでは集客が難しいかも知れないと思いました。