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スタイルに合わせて仕事がつくられる時代

8月に登壇したMALL(経営学習研究所)「リモートワークの光と影」では、メディア論や場所・空間論などからワークプレイス・ワークスタイルについてお話させていただきました。MALLのみなさま、JALはじめ多くの方が参加されており、この領域への注目の高さが見られました。

いろいろとお話したのですが基本的には、仕事上のやり取りや作業がPC&インターネットベースになっていること、またモバイル&ソーシャルメディアが前提となったため、これまで前提とされてきた時間や場所(オンとオフ、職場と家庭)、行為(仕事と趣味、気晴らし)が融合、重畳あるいは再編集されている現状についてお話しました。備忘録的にメモ。

JALが導入した「Workation=Work(仕事)×Vacation(休暇)」(参考)はこれまでもスペインのタリファやバリ島のウブドなどがWorkationを行う場所として有名で、尾原さんなどもウブド在住だそうです

また「Bleisure=Businesss(ビジネス)×Leisure(レジャー)」という言葉もありますね。詳しくは「Bleisure Travel 2017: How Business Travelers Are Using The Latest Travel Trend」やCNNのこちらの記事などでも紹介されています。

ここで紹介したWorkation、Jobbatical、Bleisureなどはオンとオフを切り替えるというよりも、仕事と休暇を重ねたり、再編集したりするのを模索する興味深い事例です。トレンドワードと言ってしまえばそれまですし、すべての働く人がそうなるというものでもないのですが、こうした流れは今後も増えてくると思います。特にプログラミングなどテック系とクリエイティブという一見、相反するようなところで顕著なのが興味深いです。

メディアが発達して直接その場にいなくてもできることが増えてきた中で、直接集まる「場」としてのオフィス、さらに言えば過ごす街が重要になってきています。逆に言えば、これまでは仕事に合わせてスタイルが作られてきましたが、これからはスタイルに合わせて仕事が作られる時代になるのかなと思います。

僕自身も海外出張や休暇で海外などに行きますが、意外と?日本、大学よりも仕事が捗ったりもします。実際、インターネットが繋がっているのであれば、メール対応や会議などもできてしまいますし、企画を立てたり、ワークショップの試したいデザインなどクリエイティブな種を得るのは海や温泉、ご飯を食べているなど何気ない・遊んでいる時が多かったりします。そういう瞬間は遊びなのか、仕事なのかという区分けはあまり意味がないと思っていて、最近では意図的に混ぜるような時間を取るようにして実験中です。