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ハロウィンについてメディア論的に考えた

今年のハロウィンは土曜日ということもあり渋谷もすごい人だったようですね。
渋谷(という物理的な場所というオフライン)に集まるのは、仮装をしたい、騒ぎたいというのもあると思いますが、自分たちも含めて写真をInstagramやTwitter、Facebookなどソーシャルメディアというオフラインでシェアする、いいねをもらうことを目的としているところが大きいと思います。
こうしたハロウィン仮装同士、知らない人と一緒にスマホで写真を撮る姿は割りと一般的になっているように思えます。仮装によって匿名性が担保されていることで、こうしたハロウィンでの習慣?は富田(2009)が言う匿名であるからこその親密性を感じる関係「インティメイト・ストレンジャー」がオンライン上ではなく、まさに渋谷というリアルな空間に現前していると言えるでしょう。と同時に、渋谷というオフライン・リアルな空間がその瞬間、まさにソーシャルメディアでもあったとも言えるかもしれません。
富田先生らと進めている「セカンドオフライン」では、オンラインとオフラインは分け隔てたものではなく、オンラインの情報を前提としたオフラインの世界・社会を考察しています。
オフラインの情報をオンラインでシェアされるという流れが初期のソーシャルメディアであるとするなら、現在はそこにオンラインの情報を前提に、あるいはオンラインを意識してオフラインの行動をする「セカンドオフライン」がそこに重なる社会になっていると言えるのかなと思います。ソーシャルメディアの登場と一緒に登場した「リア充」もこうした視点から分析できるのではないでしょうか。
【おまけ】
ハロウィン後のゴミ拾いもよく取り上げられています。ゼミ生もゾンビ姿でゴミ拾いCharity Zombie