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イベント・ムービーを作ることから学べること

週末はゼミ生と一緒に実践女子大学人間社会学部の新入生セミナーでリアルタイム・ムービー制作を行いました。今回はゼミ生が撮影・編集をほぼ担うディレクターとカメラマン、松下はサブカメラマンとしての参加です。

その日のうちにイベントの撮影から編集を行い上映します。こうしたリアルタイム・ムービーはもちろん記念・記録という意味もありますが、リフレクションのための有効なアプローチだなと思っています。

つまり、

  1. 10クラス同時に研修をやるので他の部屋ではどうだったんだろうという体験を統合する(横との比較)、
  2. 後であるいは事前に参加者目線で体験する(縦での比較)

ことでリフレクション(振り返り)を立体的にできるのかな、と。

こうした縦と横のリフレクションを促すひとつのアプローチとしてリアルタイム(でなくても)ムービーはもっと探っていってもいいのでは、と思いました。

一方、そうした視点で作る制作者にとっても良い学びの機会となりました。撮影・編集スキルについてはもちろんそうなのですが、それと同時にあるいはそれ以上に、

  1. 撮影や編集する中でそのイベントがどのような体験なのかをメタ的に捉える良いトレーニングとして、
  2. 特に撮影については一般的には「裏方」と思われがちですが、積極的にこういう写真や映像が取りたいとコミットすることで、イベントを盛り上げるむしろ「表」としての役割も担える可能性として

活かせるのではないか、と感じました。

ゼミのテーマはコミュニケーション・デザインですが、それはメディア制作のスキルを上げるだけではないし、プレゼンやファシリテーションなどコミュニケーションスキルだけでもなく、こうした体験・経験をどのようにデザインし、枠組み化・意味付けするかが最も重要なポイントです。

 

今回もそういった意味で良い機会になりましたし、今後もさまざまな機会でこうした参加者・制作者ともい学びになる可能性を探っていきたいと思います。

*上映前に入念にネタ合わせをするディレクターとカメラマンの二人(嘘です笑)。

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